ひとことで言えば、発疹は症状、湿疹と皮膚炎は病名、炎症は体の防御反応です。

例えば、顔や手足、胸やおなかなどの皮膚が赤くなる、ポツポツと盛り上がる、カサカサしてはがれ落ちる、ジクジクして赤く皮膚がむけるといった皮膚に現れる変化、症状の一つひとつは、すべて発疹といい、それぞれに名前がついています。

発疹ができる原因はいろいろありますが、多くは細菌やウイルスとは無関係で伝染性はありません。また、市販の化膿止め(抗生物質が人っています)は効果がないばかりか、かえって悪化させるおそれもあります。素人判断で化膿止めを塗ってはダメです。

発疹に対して、これらの皮膚の変化が混ざり合って起こるのが湿疹です。湿疹は皮膚炎ともいいます。

湿疹、皮膚炎は、なんらかの刺激に対してからだが示した防御反応の一つです。防御反応の現れ方はさまざまですが、おもに発赤、腫れ、熱、痛みという四つを特徴としています。そして、これらすべてを総称して炎症と呼んでいるのです。したがって、病気の成り立ちから、湿疹、皮膚炎は、炎症の1つということができます。




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