頭皮の手入れが行き届いてこそ毛髪は健康になれる


健康で美しい髪を保ちたい、取り戻したいというとき、それはどんな髪をさしているのでしょうか。 ボリュームがなくペッタリとしている髪、植毛や切れ毛が多く、パサパサ、バラバラとしている髪は、どう見ても美しく感じられません。抜け毛がひどい場合ももちろんです。 人それぞれものの見方、考え方は違っても、「美しい髪、健康な髪というのは、つやつやして張りやコシのある髪である」という見方に大きな違いはないでしょう。つまり、手入れが行き届き、何のトラブルもない髪です。 というと、頭皮の表面に出ている部分の髪だけを大・・・



毛髪は心身の健康状態を反映する


食事でとった栄養分は、第一に、生命の維持に直接かかわる心臓や脳、肝臓、腎臓などの器官で使われます。 また、からだのどこかに障害が起こったり疲労がたまっていたりする場合には、その部分を修復するために、栄養分が消費されます。 これに対して、同じからだの一部であっても、生命の維持に真っ先に影響するわけではない部分、例えば髪やつめ、皮膚などに栄養分が回ってくるのは、心臓や脳など重要な部分に十分に栄養分が行き渡ってからです。 ということは、髪やつめ、皮膚など、最後に栄養分が回ってくる部分に元気があるときは・・・



血流が悪くなると毛髪は育たない


言うまでもなく、毛髪を切っても出血することはありません。頭皮から外に出ている毛幹部の細胞がすでに死んでいて、血管が通っていないためです。 しかし、頭皮の下にもぐっている毛根部のいちばん奥にある毛乳頭には毛細血管が入り込んでいて、毛乳頭や毛母細胞に栄養分を運んでいます。 その点は、全身の細胞と同じです。つまり、毛髪にも栄養分が必要で、髪が育つかどうかは血流にかかっているのです。 血液や血管、血流は、全身の健康状態を左右します。糖尿病や高血圧症、高脂血症(脂質異常症)など、生活習慣病といわれるいくつ・・・



毛髪には脳や頭皮を守る役目がある


髪が薄くなってしまうと、外見だけでなく、困ることがいくつかあります。髪にはいくつかの重要な役目があるからです。おもなものを紹介しましょう。 一つは容易に想像がつくように、脳や頭皮を外部からの衝撃から守る役目です。何かにぶつかったとき、髪がクッション代わりになり、脳や頭皮を守ります。 二つめは、脳を暑さや寒さから守る役割です。脳は、生命活動の中枢です。その脳に、高温や低温の影響による損傷が起こると、生命そのものが脅かされかねません。 第三に、毛髪には、からだにとって有害な物質を体外に排出する作用が・・・



毛髪には一定のヘアサイクルがある


毛髪にも寿命があります。放っておけば、際限なく仲びていくわけではなく、寿命が尽きれば自然に抜けていきます。しかし、抜けてから3か月ほどすると、また新しい髪が生えてきます。こうした髪の成長サイクルをヘアサイクル(毛周期)といいます。 髪は、毛母細胞が刺激を受けて分裂を繰り返し、成長を始めます。これを成長期といい、男性で3~5年、女性で4~6年と言われています。男女間の違いは、女性ホルモンに髪の成長を促す作用があるために起こります。成長期には、毛母細胞のタンパク質が変化して、硬く張りのある髪として伸・・・



毛髪は毛根で育てられる


毛髪を草木にたとえると、頭皮はそれを支える大地である。では、頭皮の下にもぐっている毛根部はというと、この部分は草木の根にあたります。根がしっかりはっていなければ植物が十分に育たないように、毛根が丈夫でなければ、表面に出ている毛幹部の成長も望めません。 頭皮の下の毛髪、毛根部は表皮が落ち込んだような形の毛包に包まれています。毛根のいちばん奥にある毛球には、毛乳頭というくぽみと毛母など、さまざまな組織があって、毛髪をつくり出すために働いています。毛乳頭には毛細血管が入り込み、毛髪の原料となる血液中の・・・



傷ついたキユーティクルは元に戻らない


頭皮の表面から外に出そいる毛幹部の細胞はすでに死んでいるので、いったん傷ついたら再生することはありません。つまり、はがれたキユーティクルはー度と元には戻らず、髪が生え変わって出てくるのを待つ以外にないのですキユーティクルは、無理なブラッシングやシャンプー、パーマ、ヘアダイ、紫外線、ドライヤーの熱など、さまざまな刺激によって傷つき、はがれます。そうなると、髪の保水力が落ちるためにパサついて枝毛が増えたり、タンパク質が失われるのでうるおいや張りもなくなってしまいます。 こうした理由から、「キユーティ・・・



毛髪はのり巻きのような3層構造


毛髪は、頭皮の表面から外に出ている部分(毛幹部)と頭皮の下にもぐっている部分(毛根部)に分けられます。毛根部は生きている細胞でできていますが、一般に「髪の毛」と呼ばれている毛幹部はすでに死んだ細胞でできています。そのため、毛幹部は一度傷つくと、髪の毛自体に治癒する力がないため治りません。 人間の毛髪は約10万本。その1本1本の毛幹部は、のり巻きのような3層構造をしています。中心部のかんぴょうやキュウリにあたる部分は毛髄質(メデュラ)、その外側のごはんに該当する部分は毛皮質(コルテックス)、そして・・・



頭皮は毛髪を育てる大地


草木が生き生きと元気に育つには、水分や栄養分たっぷりの土にしっかりと根をはる必要があります。これは毛髪についても同じです。毛髪が草木だとしたら、頭皮は土台になる土です。じょうぶで美しい毛髪を取り戻し、それを維持するには、頭皮の健康状態がカギを握ります。 毛髪を育てる大地である頭皮は、全身の皮膚と同じように、外側から表皮、真皮、皮下脂肪組織という三つの層でできています。このうち、真皮の中にある皮脂腺というところでは皮脂がつくられています。 皮脂のおもな成分は中性脂肪。ほかにスクアレンやワックス類の・・・






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