表皮では細胞分裂が繰り返されて新しい細胞ができ、古い細胞がはがれ落ちることが繰り返されています。正常な状態ではその周期は1か月ですが、何らかの原因でこのサイクルが短くなってしまい、角質片が塊となって、目に見える状態で落ちるようになることがあります。フケが髪にからまったり、肩に落ちてきたりする状態、それが「フケ症」といわれる状態です。

フケ症になってしまうのは、頭皮の新陳代謝のサイクルが短くなるためです。では、どうして新陳代謝のサイクルが短くなってしまうのか、その原因を探ってみましょう。

頭皮からは、からだのほかの部位よりも多く皮脂が分泌されています。

誰でも頭皮にはほかの部位より皮脂が多く分泌されるとはいえ、それが過剰になればトラブルの原因となります。過剰かどうかは、性別、年齢による違いや個人差があります。女性よりは男性、そして乳幼児期、思春期、壮年期に過剰になる傾向があります。

ただでさえ分泌量が多いところに、ホルモンの異常やビタミンの代謝異常、温度、湿度の影響、シャンプーや食事、ストレスといった生活習慣が加わると、皮脂の分泌に拍車がかかり、長くたまりやすくなります。皮脂がたまると頭皮はかゆくなり、これをかきむしることによって、脱落する角言行の量が増え、それを袖うために細胞分裂が盛んになる。こうした悪循環が繰り返されるのです。



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